雪合戦の大きな大会
近頃は「YUKIGASSEN」の名称で、
国際的なイベントにもなっている雪合戦。
単なる遊びではなく、スポーツ競技として
行われることも増えています。
中でも、毎年2月に北海道の壮瞥町で行われる
昭和新山国際雪合戦(公式サイト)は
有名な大会で、たくさんのチームが参加します。
1989年に第1回大会が開催され、
2024年は第35回大会(2月24日・25日)に
なります。
他には、魚沼国際雪合戦大会(公式サイト)も
有名です。「雪合戦発祥の地」の石碑が建つ
新潟県魚沼市(旧小出町)で毎年2月に行われ、
第1回は昭和新山国際雪合戦と同じ1989年、
2024年は第34回大会(2月11日)です。
魚沼国際雪合戦大会はエントリーすれば
参加できます(定員あり)が、
昭和新山国際雪合戦は
予選に指定されている大会があります。
次項にまとめました。
雪合戦大会一覧
昭和新山国際雪合戦の
予選になっている大会の一覧です。
※公式サイトがある場合はリンクしています。
※日程は一般の部・決勝の日です。
北海道
◆2024 北海道オープン雪合戦 in Fビレッジ
・2024年1月28日(日)
・北広島市(北海道ボールパークFビレッジ)
◆第25回 北見雪合戦大会
・2024年2月11日(日)
・北見市(北見冬まつり会場特設コート)
東北
◆ほっとゆだ 2024 北日本雪合戦大会
・2024年1月28日(日)
・岩手県西和賀町(湯田小学校グラウンド)
◆スポーツ雪合戦東日本大会 2024
・2024年1月28日(日)
・福島県天栄村(羽鳥湖高原イベント広場)
◆第20回 宮城県雪合戦大会
・2024年2月4日(日)
・宮城県加美町(あゆの里中央公園テニスコート)
関東
◆第24回 浅間高原雪合戦
・2024年2月11日(日)
・群馬県長野原町(北軽井沢グラウンド)
◆第18回 山梨県雪合戦大会
・2024年3月3日(日)
・山梨県北杜市(サンメドウズ清里スキー場)
西日本
◆第26回 島根県雪合戦大会 雪合戦旭 2024
・2024年1月28日(日)
・島根県浜田市(市木ふれあい広場)
◆第29回 西日本雪合戦大会~若桜氷ノ山雪合戦~
・2024年2月4日(日)
・鳥取県若桜町(若桜町ふれあい広場)
◆第27回 広島県雪合戦大会
・2024年2月4日(日)
・広島県庄原市(高野スポーツ広場)
雪合戦ルール
スポーツ雪合戦のルールは
大会によって異なりますが、
標準的なルールの概要をまとめました。
◆コート
大きさは36×10mで、
コート内には以下のものを設置する。
・センターシェルター(180×45×90cm)
・第1、第2シェルター(90×45×90cm)×2
・シャトー(90×45×90cm)×2
・フラッグ(50×70cm)×2
◆用具、服装
雪球製造器で作った雪球を
1チーム1セット90球まで使用可。
ヘルメット、ゼッケンを着用する。
◆チーム構成
1チームは、選手7人
(フォワード4人、バックス3人)、
補欠選手2人、監督1人の計10人。
フォワードの競技範囲は
自陣バックラインより前方全てで、
バックスの競技範囲はコート内全て。
◆セットの勝敗
勝利条件
・相手チームのフラッグを抜く
(勝利チーム:10点、敗北チーム:0点)
・相手チームを全員アウトにする
(勝利チーム:10点、敗北チーム:0点)
・タイムアップ時は、残った選手の多い方が勝利
(両チームとも、残った人数×1点)
敗北条件
・自チームのフラッグを抜く
(敗北チーム:0点、勝利チーム:10点)
・4人以上の選手が相手コートに入る
(敗北チーム:0点、勝利チーム:10点)
※取得ポイントが同じ場合、
そのセットは引き分け。
◆試合の勝敗
3分3セットマッチで2セット先取で勝利。
取得セット数が同じ場合は
取得ポイント数の多いチームが勝利。
取得ポイント数も同じ場合は
ビクトリースロー(VT)を行う。
ビクトリースローは、
フラッグ立ての後方から
両チームの代表5名が交互に雪球を投げ、
シャトーの上に置いた標的を
多く落としたチームが勝利。
決着がつかない場合は
サドンデス方式で勝敗を決めます。
サッカーのPK戦と似ていますね(^^)