雪合戦の大きな大会
近頃は「YUKIGASSEN」の名称で、
国際的なイベントにもなっている雪合戦。
単なる遊びではなく、スポーツ競技として
行われることも増えています。
中でも、昭和新山国際雪合戦(公式サイト)と
スポーツ雪合戦日本選手権大会(公式サイト)は
有名な大会。
昭和新山国際雪合戦は
毎年2月に北海道の壮瞥町で行われ、
北海道を中心に国内各地や海外のチームが
参加します。
1989年に第1回大会が開催され、
2023年は第34回大会(2月25日・26日)と
なります。
スポーツ雪合戦日本選手権大会は
毎年3月に開催され、
全国の予選を勝ち抜いたチームが参加。
今年の会場は群馬県の
水上高原スキーリゾートです。
2014年に第1回大会が開催されました。
※2023年は開催未確認
他に、魚沼国際雪合戦大会(公式サイト)も
有名ですね。
※2019年より小出国際雪合戦大会から名称変更
「雪合戦発祥の地」の石碑が建つ
新潟県魚沼市(旧小出町)で毎年2月に行われ、
第1回は昭和新山国際雪合戦と同じ1989年、
2023年は第33回大会(2月12日)です。
魚沼国際雪合戦大会は
エントリー順(定員あり)に参加できますが、
昭和新山国際雪合戦と日本雪合戦選手権大会には
予選に指定されている大会があり、
現在、国内のスポーツ雪合戦はこの2つの大会、
どちらかの予選になっていることが多いので、
次項にまとめました。
雪合戦大会一覧
2020年までの昭和新山国際雪合戦と
スポーツ雪合戦日本選手権大会で、
どちらかの予選になってた大会の一覧です。
<昭>…昭和新山国際雪合戦の予選
<ス>…スポーツ雪合戦日本選手権大会の予選
※2023年の昭和新山国際雪合戦は予選なしの抽選
※2023年のスポーツ雪合戦は開催未確認
※公式サイトがある場合はリンクしています。
※日程は一般の部・決勝の日です。
北海道
◆第18回 日高地区予選大会
・2023年1月29日(日)<昭>
・新冠町(町民スポーツセンター)
◆2023 サッポロオープン雪合戦
・2023年1月29日(日)<昭>
・由仁町(ゆにガーデン)
◆北見雪合戦大会
・2023年2月12日(日)<昭>
・北見市(北見駅南多目的広場)
◆わっかない氷雪の広場 雪合戦大会
・2020年2月9日(日)<昭>
・稚内市(北防波堤ドーム公園)
※2023年は雪不足のため中止
◆第13回 胆振地区雪合戦選手権大会
・2020年1月19日(日)<昭>
・壮瞥町(昭和新山山麓特設会場)
※2023年開催未確認
◆ツルハドラッグCUP雪合戦大会
・2020年2月2日(日)<昭>
・旭川市(旭川ドリームスタジアム)
※2023年開催未確認
◆2020 SETANA-CUP雪合戦(渡島檜山予選会)
・2020年2月2日(日)<昭>
・せたな町(北檜山スポーツ公園)
※2023年開催未確認
東北
◆ほっとゆだ 2023 北日本雪合戦大会
・2023年1月29日(日)<昭>
・岩手県西和賀町(湯田小学校グラウンド)
◆スポーツ雪合戦東日本大会 2023
・2023年1月29日(日)<昭・ス>
・福島県天栄村(羽鳥湖高原ふれあい広場)
◆宮城県雪合戦交流大会
・2023年2月4日(土)<昭>
・宮城県加美町(小野田西部スポーツ公園)
◆第12回 山形県雪合戦大会
・2020年1月26日(日)<昭>
・山形県寒河江市(蔵王みはらしの丘)
※雪不足のため中止
※2023年開催未確認
関東
◆浅間高原雪合戦 エキシビションマッチ
・2023年2月12日(日)<ス・昭>
・群馬県長野原町(北軽井沢グラウンド)
※雪不足のため中止
◆第17回 山梨県雪合戦大会
・2023年3月5日(日)<昭>
・山梨県北杜市(サンメドウズ清里スキー場)
中部
◆第17回 長野県雪合戦選手権大会 in 飯綱高原
・2020年1月19日(日)<ス>
・長野県長野市(飯綱高原 大座法師池横)
※2023年開催未確認
◆第27回 ザ☆雪合戦なんと 2020
・2020年1月26日(日)<ス>
・富山県南砺市(城端中学校グラウンド)
※2023年開催未確認
◆東海雪合戦大会
・2020年2月2日(日)<昭>
・岐阜県高山市(飛騨高原御嶽トレーニングセンター)
※2023年中止
西日本
◆第19回 雪合戦四国大会
・2023年1月28日(土)<ス>
・徳島県三好市(いやしの温泉郷グランド)
◆第25回 島根県雪合戦大会 雪合戦旭 2023
・2023年1月29日(日)<ス・昭>
・島根県浜田市(市木ふれあい広場)
◆第28回 西日本雪合戦大会~若桜氷ノ山雪合戦~
・2023年2月5日(日)<昭>
・鳥取県若桜町(若桜町ふれあい広場)
※中止
◆第26回 広島県雪合戦大会
・2023年2月5日(日)<ス・昭>
・広島県庄原市(高野スポーツ広場)
雪合戦ルール
スポーツ雪合戦のルールは
大会によって異なりますが、
標準的なルールの概要をまとめました。
◆コート
大きさは36×10mで、
コート内には以下のものを設置する。
・センターシェルター(180×45×90cm)
・第1、第2シェルター(90×45×90cm)×2
・シャトー(90×45×90cm)×2
・フラッグ(50×70cm)×2
◆用具、服装
雪球製造器で作った雪球(直径6.5~7.0cm)を、
1チーム1セット90球まで使用可。
ヘルメット、ゼッケンを着用する。
◆チーム構成
1チームは、選手7人
(フォワード4人、バックス3人)、
補欠選手2人、監督1人の計10人。
フォワードの競技範囲は
自陣バックラインより前方全てで、
バックスの競技範囲はコート内全て。
◆セットの勝敗
勝利条件
・相手チームのフラッグを抜く
(勝利チーム:10点、敗北チーム:0点)
・相手チームを全員アウトにする
(勝利チーム:10点、敗北チーム:0点)
・タイムアップ時は、残った選手の多い方が勝利
(両チームとも、残った人数×1点)
敗北条件
・自チームのフラッグを抜く
(敗北チーム:0点、勝利チーム:10点)
・4人以上の選手が相手コートに入る
(敗北チーム:0点、勝利チーム:10点)
※取得ポイントが同じ場合、
そのセットは引き分け。
◆試合の勝敗
3分3セットマッチで2セット先取で勝利。
取得セット数が同じ場合は
取得ポイント数の多いチームが勝利。
取得ポイント数も同じ場合は
ビクトリースロー(VT)を行う。
ビクトリースローは、
フラッグ立ての後方から
両チームの代表5名が交互に雪球を投げ、
シャトーの上に置いた標的を
多く落としたチームが勝利。
決着がつかない場合は
サドンデス方式で勝敗を決めます。
サッカーのPK戦と似ていますね(^^)
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