高校ラグビー三冠の各大会特徴をまとめました!

高校ラグビー 高校ラグビー

高校ラグビー三冠の対象となる大会は、
・全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会
・全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会
・全国高等学校ラグビーフットボール大会
です。
この3大会に加えて、
・サニックス・ワールド・ラグビー・ユース交流大会
も高校世代の国際大会として注目される大会です。

高校三冠はこれまで、
・東福岡(2014,2016年度)
・東海大付属仰星(2015年度)
・桐蔭学園(2019年度)
が達成しています。

高体連ラグビー専門部の公式サイトでも
各大会の確認ができますが、
これらの大会についてまとめてみました。

全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会

2000年に第1回大会が開かれた、
春の高校ラグビーの選抜大会です。
毎年3月の終わり頃に、
埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で開催されます。
2024年は第25回大会になります。

出場校は新人大会の成績によって決まり、
32校が選ばれます。内訳は以下の通りです。
・北海道:1 or 2
・東北:3
・関東:5 or 6
・北信越:1 or 2
・東海:2 or 3
・近畿:5 or 6
・中国:1 or 2
・四国:1 or 2
・九州:5 or 6
・開催県(埼玉):1
・昨年度優勝ブロック枠:1
・実行委員会推薦枠:2(東1・西1)
※北海道・北信越・関東・九州と
東海・近畿・中国・四国は、
1年おきに出場枠が1つ増減します。
2024年は東海・近畿・中国・四国が1枠増です。

大会はトーナメント方式で、
初めに3回戦(ベスト8)までの抽選が行われ、
その後、準々決勝以降の抽選が行われます。
また、1回戦敗退の16校での敗者戦があります。

全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会

2014年に第1回大会が開かれた
高校7人制ラグビーの全国大会で、
毎年7月、長野県上田市の
サニアパーク菅平で開催されます。
2024年は第11回大会になります。

出場チームは、前回優勝校と
各都道府県から1校ずつの合計48校です。

全3日間の日程で、
1日目が予選リーグ、
2日目が決勝トーナメント1・2回戦、
3回目が決勝トーナメント準決勝・決勝
になります。

1日目の予選リーグは、出場全48校を
A~Pの16プール(1プール3校)に分けて、
総当たり戦を行います。
そして、各プールの
1位がカップトーナメント、
2位がプレートトーナメント、
3位がボウルトーナメントに進みます。

2日目は各トーナメントで
1回戦(16校→8校)と
2回戦(8校→4校)が行われます。

最終3日目は各トーナメントで
準決勝と決勝が行われ順位が確定します。
カップトーナメントの優勝校が
この大会の覇者となります。

全国高等学校ラグビーフットボール大会

年末年始に開催される大会で、
3大大会の中で最も長い歴史があります。
「花園」「冬の高校ラグビー」
といった名称で呼ばれることが多く、
世間の注目度も高いですよね(^^)

第1回大会が開かれたのは1917年で、
開催地は大阪府豊中市の豊中運動場でした。
現在のように、東大阪市の近鉄花園ラグビー場で
開催されるようになったのは、
1962年の第42回大会からです。
2024年度は第104回大会になります。

通常大会での出場校は、
大阪が3校、北海道と東京が2校、
その他の府県は1校で、合計51校です。
5年ごとの記念大会では出場校が増えます。

大会はトーナメント方式で、
初めに3回戦(ベスト8)までの抽選が行われ、
準々決勝と準決勝の組み合わせは、
その都度行われます。
優勝校には、優勝旗「飛球の旗」が贈られます。

サニックス・ワールド・ラグビー・ユース交流大会

2000年に第1回大会が開催された、
高校世代のラグビーの国際大会で、
毎年4月の終わりから5月の初めにかけて、
福岡県宗像市のグローバルアリーナで
行われます。

出場チームは16校で、
国内と海外から8校ずつ参加します。
国内の8校は、
冬の全国大会ベスト4、予選会優勝校、
九州ラグビーフットボール協会の推薦校です。

この大会の予選会は
ちょうど冬の全国大会の開催時期に行われ、
全国大会に出場できなかった有力校が参加します。
全国的に有名な高校も多いので、
予選会は通称「裏花園」と呼ばれます。

本大会では、第1回大会から
ずっと海外勢が優勝していて、
国内勢の優勝はまだありません。

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