ノーベル賞の賞金豆知識

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ノーベル賞の賞金はいくら?

ノーベル賞の現在(2019年)の賞金額は、
900万スウェーデンクローナ(約1億円)です。

2001~2011年までは
1,000万スウェーデンクローナでしたが、
世界的な不況の影響もあり
2012年に800万スウェーデンクローナに
減額されました。

その後、2017年に900万スウェーデンクローナへ
増額され、現在に至ります。

2019年11月現在の為替レートは
1スウェーデンクローナ=11~12円なので、
900万スウェーデンクローナは
9,900~10,800万円になりますね。

ノーベル賞の受賞者数は
1つの部門につき最大で3人まで。

受賞者が1人なら
賞金は全額その受賞者のものですが、
受賞者が2人いれば2等分され
受賞者が3人いれば3等分されます。

受賞者が3人いる場合は、
最も大きな貢献をした人が2分の1で
残りの2人が4分の1ずつのケースもあります。

ノーベル賞の財源って?

ノーベル賞の賞金や必要経費の原資は、
アルフレッド・ノーベルさんの遺産です。

ノーベルさんは自身の遺言状に、
遺産を安全な有価証券に投資して運用し、
その利子を人類に大きな貢献した人々に
分配するように記しました。

彼の死後、遺産の約94%にあたる
約3,100万スウェーデンクローナが、
ノーベル賞の財源にあてられました。

その財源をノーベル財団が資産運用して、
ノーベル賞の賞金が支払われています。

ノーベル賞に税金はかかるの?

国によって異なりますが、
日本では経済学賞以外の賞は非課税です。

1949年、湯川秀樹さんが
日本人初のノーベル賞(物理学賞)を
受賞した時、所得税法が改正され、
「ノーベル基金から賞金が支払われる賞」
に関しては非課税となりました。

経済学賞は他の賞と違って、
スウェーデン国立銀行から
賞金が支払われるため課税対象です。

ただ、日本人で経済学賞を
受賞した人はいませんので、
日本国内でノーベル賞の賞金に
税金がかかったことはありません。

賞金の使い道

大きなお世話ですけど、賞金の使い道、
やっぱり気になりますよね(^^)

平和賞の受賞者は
慈善団体に寄付するケースが多いようです。

しかし、あのアインシュタイン博士は
なんと別れた奥さんへの慰謝料にあてたとか。

文学賞の受賞者には
生活費に使った作家さんもいるみたいですし、
人それぞれのようですね(^^)

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