1953年のアメリカ映画
「紳士は金髪がお好き
(Gentlemen Prefer Blondes)」についてです。
ネタバレもありますので、ご注意を!
目次
紳士は金髪がお好きとは
2人の女性が結婚を目指して奮闘する
ミュージカル・コメディ映画です。
監督はハワード・ホークス。
「ヨーク軍曹(主演ゲイリー・クーパー)」や
「赤い河(主演ジョン・ウェイン)」で
有名な監督さんですね。
主演の両女優は
ジェーン・ラッセルとマリリン・モンロー。
ジェーン・ラッセルは本作が代表作。
マリリン・モンローは・・・
ここでは語りきれませんね(^^)
あらすじ
黒髪のドロシー(ジェーン・ラッセル)と
金髪のローレライ(マリリン・モンロー)は、
ニューヨークで踊り子をする親友同士。
二人とも結婚を夢見ているが、
ドロシーは「いい男」が、
ローレライは「金持ちの男」が好み(^^)
ローレライには
父親が資産家のガスという恋人がいて、
彼と豪華客船でパリに渡り
結婚式を挙げる予定だった。
しかしガスの父親が結婚に反対したため、
ガスはパリ行きを取りやめる。
ローレライはガスの代わりに
ドロシーと一緒にパリ旅行をすることにして、
二人で豪華客船に乗り込む。
船の中でローレライは、
ドロシーの結婚相手とさらに金持ちの男を
見つけようと意気込む(^^)
やがて、ローレライは年配の富豪
ビークマン卿と、ドロシーはマローンという
若い男性と親しくなる。
ある時ドロシーは、
ビークマン卿に抱き着かれるローレライを、
マローンが隠し撮りしている場面に遭遇。
マローンは、ガスの父親がローレライの素性を
調査するために雇った私立探偵だった。
ドロシーとローレライは、マローンを
酔いつぶしてスキャンダル写真を取り返す。
ローレライはビークマン卿の目の前で
スキャンダル写真を処分して、
彼の夫人が持つダイヤのティアラをねだり、
見事にゲットする(^^)
ドロシーは写真の件でマローンを詰問するが、
マローンは君への想いは本物だと告げる。
パリに着いたドロシーとローレライ。
ビークマン卿夫人が
ティアラの盗難届を出していて、
ローレライに嫌疑がかかる。
ローレライはティアラを返そうとするが、
ティアラはなくなっていた。
ビークマン卿がこっそりと取っていたのだ。
裁判になり、ローレライの身代わりとして
法廷に立つドロシー。
そこへ、ドロシーを助けたいマローンが、
ティアラを持ったビークマン卿を法廷に
連れてきて、ローレライの嫌疑は晴れる。
ローレライはガスと再会し、
ガスの父親に結婚を許してもらう。
そして、ドロシー&マローン、
ローレライ&ガス、2組のカップルの
結婚式が盛大に行われた(^^)
感想と見どころ
ドロシーを演じるジェーン・ラッセルと
ローレライを演じるマリリン・モンロー。
この2人の女優が最大の見どころです(^^)
マリリン・モンローは
金髪のおバカな女性を好演(^^)
演技力も高いんですね~。
彼女の魅力を堪能できる映画です。
一方のジェーン・ラッセルも
マリリン・モンローに負けていません。
黒髪で知的な役どころで
マリリン・モンローとは対照的ですが、
とても魅力的に描かれています。
ストーリも分かりやすくて
時間も90分ぐらいで長くなく、
テンポよくコミカルに進んでいきます。
とにかく楽しい映画でした(^^)