高校バスケ三冠の各大会特徴をまとめました!

高校バスケ 高校バスケ

高校バスケ三冠の対象となる大会は、
・全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会
・国民体育大会バスケットボール競技
・全国高等学校バスケットボール選手権大会
です。
バスケットボール協会公式サイトでも
各大会の確認ができます。

全ての大会で優勝したチームは、
高校バスケの三冠達成と言われますね。

能代工業(秋田県・男子)や
桜花学園(愛知県・女子)が
これまでに何度も達成しています。

では、高校バスケの三大大会について
詳しく見ていきます。

三大大会の歴史

・1946年
国体の第1回大会が開催され、
バスケットボール競技が行われる。
※三大大会①…国体

・1948年
国体のバスケットボール競技が
「全国高等学校バスケットボール選手権大会」
として行われる。
※三大大会①…国体=選手権

・1951年
選手権大会が国体から分離して
単独の大会となる。
※三大大会①…国体
※三大大会②…選手権

・1963年
インターハイの第1回大会が開催され、
バスケットボール競技大会が選手権大会として
行われる。
※三大大会②…選手権=総体

・1971年
「全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会」
の第1回大会が3月に開催される。
※三大大会③=選抜

・2017年
選抜優勝大会の廃止に伴い、
選手権大会がウインターカップとして
開催される。
インターハイは単独の大会となる。
※三大大会②…選手権=総体 → 総体単独に
※三大大会③…選抜 → 選手権

全国高等学校総合体育大会
バスケットボール競技大会

高校総体(インターハイ)でのバスケです。

<出場チーム数>
男子の出場校は、
北海道・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府の
5都道府県が2校、その他の府県が1校、
開催地枠が1校の、合計53校です。

女子の出場校は、
東京都・神奈川県・大阪府の3都府県が2校、
その他の道府県が1校、開催地枠が1校の、
合計51校です。

<試合方式・日程>
全てトーナメント方式で、
1回戦→2回戦→3回戦→準々決勝→準決勝→決勝
の順に、6日間の日程で行われます。

3位決定戦はありません。

優勝と準優勝の2校の都道府県には、
ウインターカップの出場権が与えられます。

国民体育大会バスケットボール競技

国体でのバスケです。

<出場チーム>
都道府県選抜で出場するチームと、
高校単独で出場するチームがあります。

<出場チーム数>
ブロック予選を勝ち抜いた男女各12チームで、
その内訳は以下の通りです。

北海道:1チーム
東北:1~2チーム
関東:1~2チーム
北信越:1~2チーム
東海:1~2チーム
近畿:1~2チーム
中国:1~2チーム
四国:1~2チーム
九州:1~2チーム
開催地枠:1チーム

ただし、4年に一度、
各都道府県の代表47チームが出場します。
(成年男子,成年女子,
少年男子,少年女子で持ち回り)

<試合方式・日程>
全てトーナメント方式。

12チームの場合は、
1回戦→準々決勝→準決勝→決勝。

47チームの場合は、
1回戦→2回戦→準々決勝→準決勝→決勝。

3位決定戦はありません。

全国高等学校バスケットボール選手権大会

ウインターカップです。
人気漫画「スラムダンク」が
連載されていた頃は、インターハイが
高校バスケ最大の大会だったと思いますが、
今ではこちらの方が有名かもしれませんね~。

ウインターカップの歴史は以下の通りです。

・1971年
「第1回全国高等学校バスケットボール
選抜優勝大会」が3月に開催。
出場校は男女各16校。
決勝戦会場は代々木体育館。

・1975年
第5回大会。出場校が男女各24校に。

・1988年
第18回大会。出場校は男女各28校で、
最後の3月開催。今大会のみ会場は
兵庫県神戸市のワールド記念ホール。
(インターハイのリハーサルを兼ねていたため)

同年12月、第19回大会が開催。
出場校は男女各24校。
決勝戦会場は代々木体育館。
初の12月開催で、これ以降は12月開催が定着。

・1990年
第21回大会。出場校が男女各48校に。
(47都道府県の代表+開催地枠1校)
「ウインターカップ」の名称はこの頃から。

・1994年
第25回大会。決勝戦会場が始めて東京体育館に。

・1996年
第27回大会。
今大会以降、会場が東京体育館に固定。

・2000年
第31回大会。
JOMO(ジャパンエナジー)が特別協賛に。

・2007年
第38回大会。
今大会以降、日程が12/23~12/29に固定。

・2009年
第40回大会。今大会以降、インターハイ優勝校と
準優勝校にも出場権が与えられ、
出場校が男女各50校となる。

・2010年
第41回大会。ジャパンエナジーの経営統合に
伴って、JX-ENEOSが特別協賛に。

・2012年
第43回大会。東京体育館の改修工事のため、
広島県立総合体育館で開催。
開催地枠も広島県に。

・2016年
第46回大会。今大会をもって
「選抜優勝大会」が廃止。インターハイとして
開催されていた「選手権大会」が
ウインターカップとして開催されることに。

・2017年
「第70回全国高等学校
バスケットボール選手権大会」が
ウインターカップとして開催。

・2019年
出場校が男女各60校に増加。

<出場チーム数>
男女各60校で、内訳は以下の通り。
・都道府県枠…47
・インターハイ優勝,準優勝枠…2
・ブロック大会優勝(関東は準優勝も)枠…10
・開催地枠…1(東京都)
※インターハイ枠とブロック大会枠は、
いずれも特定の高校ではなく
都道府県に枠が与えられる。

<試合方式・日程>
全てトーナメント方式で、
3位決定戦はありません。

日程は毎年12月23日~29日の7日間で、
・12/23:男子1回戦、女子1回戦
・12/24:男子1回戦、女子2回戦
・12/25:男子2回戦、女子3回戦
・12/26:男子3回戦、女子準々決勝
・12/27:男子準々決勝、女子準決勝
・12/28:男子準決勝、女子決勝
・12/29:男子決勝
となっています。

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