芥川賞と直木賞ってどんな賞?

スポンサードリンク

芥川賞と直木賞についてまとめました。

 

●名称の由来

正式名称は、
芥川賞が「芥川龍之介賞」で、
直木賞が「直木三十五賞」です。

芥川龍之介(1892年生-1927年没)は
日本を代表する有名な作家ですね。
「羅生門」「鼻」「地獄変」「藪の中」など、
現在も読まれる、数多くの作品を残しています。

直木三十五(1891年生-1934年没)も作家。
本名は植村宗一といいます。
「直木三十五」はペンネームであり、
「直木」は「植」の字を分解したもので、
「三十五」は年齢を元にしたものです(^^)

この芥川、直木の両氏と交流の深かった、
文藝春秋社の創業者である作家・菊池寛が、
2人の死後、2人を記念して1935年に創設した文学賞が
芥川賞と直木賞です。

 

●対象作品と正副賞

芥川賞は、文芸雑誌などに掲載された、
主に無名・新進作家の純文学作品が対象です。

直木賞は、単行本などで発表された、
無名・新進・中堅作家の大衆文芸作品が対象です。

純文学とは、芸術性を重視した作品のことですが、
大衆文学との境界があいまいなケースもあります。

どちらの賞も、受賞した作家には、
正賞として懐中時計が、
副賞として100万円が贈呈されます。

 

●選考会

両賞ともに、公益財団法人日本文学振興会が主催していて、
上半期と下半期の年2回、受賞が行われてます。

上半期は、12月1日~5月31日までに発表された作品を対象に、
選考会は7月中旬、贈呈式は8月中旬に行われ、
芥川賞受賞作品は「文藝春秋」9月号に、
直木賞受賞作品は「オール讀物」9月号に掲載されます。

下半期は、6月1日~11月30日までに発表された作品を対象に、
選考会は1月中旬、贈呈式は2月中旬に行われ、
芥川賞受賞作品は「文藝春秋」3月号に、
直木賞受賞作品は「オール讀物」3月号に掲載されます。

どちらの賞も、作家自らが賞に応募する形式ではなく、
予備選考委員(文藝春秋の編集者など)が
数多くの作品の中から最終候補作を5作品ほど選び、
その後、有名作家などが選考委員を務める選考会で
受賞作品が決定されます。

日本文学振興会は他にも、
・菊池寛賞
(文化に功績を遺した人、団体が対象)
・大宅壮一ノンフィクション賞
(ソンフィクション作品が対象)
・松本清張賞
(長篇エンターテインメント小説が対象)
の各賞を主催しています。

 

近年は出版物の売り上げが下がっていて、
純文学は特に厳しい状況ですよね。。

そんな中でも、芥川賞と直木賞は
受賞の様子や受賞作家、受賞作品が
毎回メディアに取り上げられ、注目度も高いです。

出版不況を救ってくれるのか、期待も大きいですね(^^)



スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です