映画「望郷」概要・あらすじ・感想と見どころ4選!

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1937年のフランス映画
「望郷(Pepe le Moko)」についてです。

ネタバレもありますので、ご注意を!

概要

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の
フランス映画「望郷」。

現在はアルジェリアに暮らす主人公が
故郷フランスを懐かしみ、
やがて彼に訪れる悲劇を描いた作品です。

原題の「ペペ・ル・モコ」は主人公の名前。

邦題は内容を指してますね。

主演は、往年の名優ジャン・ギャバン。

「宇宙刑事ギャバン」の
名前の由来になったオジサンです(^^)


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あらすじ

舞台はフランス領時代のアルジェリア。

首都アルジェにある
お尋ね者が集う街・カスバに、
フランス本国から逃亡してきた犯罪者の男
ペペが潜伏していた。

彼はカスバの中心的人物になっていて、
カスバにいる限り警察でも手を出せない。

ペペを追う敏腕刑事スリマンは、
彼がカスバから出る時を待つ。

カスバを出れば逮捕されることが
分かっているペペには、
祖国フランスへの望郷の念が募っていた。

ある日、ギャビーという
美しい女性がカスバを訪れる。

彼女はフランス・パリの出身で、
ペペと同郷だった。

ペペとギャビーはたちまち恋に落ちる。

2人の様子に感づいたスリマン刑事は、
ギャビーを利用して
ペペをカスバから出そうと画策し、
ペペは死亡したという偽の知らせを
ギャビーに告げる。

ギャビーは悲嘆にくれ、
フランスに戻ることを決意する。

そうとは知らないペペは
ギャビーを待ち続けるが、
もちろんギャビーはやってこない。

やがて真実を知ったペペは、
ギャビーが祖国へ出航するため
波止場にいることを突き止める。

ペペはギャビーに会いに行くために、
ついにカスバを出る決心をする。

しかしペペの愛人イネスは、
自分を捨てギャビーの元へ向かう彼に嫉妬し、
ペペが波止場に向かったことを
スリマン刑事に話してしまう。

ペペは波止場に着き船に乗り込むが、
そこでスリマン刑事に捕まる。

船内のギャビーは、
ペペが来ていることに気づいていない。

手錠をかけられ船から下ろされたペペは
船に向かって「ギャビー」と叫ぶが、
その声は汽笛にかき消される。

そしてペペは、隠し持っていたナイフで
自分を刺すのだった・・・。


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感想と見どころ4選

ジャン・ギャバンの存在感

主役ペペを演じるジャン・ギャバン。

彼は1904年生まれなので
映画公開時は30代前半ですが、
どう見てももっと年上に見えます。

50歳でもおかしくない(^^;

渋いオヤジですね~(^^)

フランスの名優にふさわしい存在感を
見せてくれています。

脇役たちの名演

主演ジャン・ギャバン以外の
出演者たちも存在感があります。

総じて演技力が高いんですよね。

なかでも、ペペを追い詰めるスリマン刑事と
ギャビー&イネスの両ヒロインは、
はまり役だと思います。

ペペの周りにいるカスバの住人達も、
みんな怪しげな雰囲気でいっぱいです(^^)

そして、元歌手タニアを演じたフレエル。

実際の自分の若いころの写真とレコードを
使っての哀愁に満ちた演出は、
見ごたえがありました。

カスバの街並み

映画の舞台となるカスバ。

迷路のように入り組んだ街ですが、
この街がないとこの映画は成り立ちません。

こんな場所があったんですね。

ちなみに、現在のカスバは
世界遺産に登録されているそうです。

ラストの汽笛のシーン

映画のクライマックスで、
ペペの「ギャビー」という叫び声が
汽笛によってかき消されるシーン。

この映画を代表する有名な場面です。

映画やドラマでお決まりのシーンですけど、
使われたのはこの映画が最初だとか。

映画好きなら、
一度は見ておきたい場面でしょう。

全編を通して、
今見ると古臭い感は否めませんが、
フランス名作映画の呼び声が高い作品ですし、
一見の価値はあると思います(^^)


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