映画「疑惑の影」概要・あらすじ・感想

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1943年のアメリカ映画
「疑惑の影(Shadow of a Doubt)」
についてです。

ネタバレもありますので、ご注意を!

疑惑の影とは

「疑惑の影」は
アルフレッド・ヒッチコック監督作品で、
ストーリーは、平凡な家庭の中に
善人を装って入り込んできた凶悪犯に対し、
少女が果敢に立ち向かうというもの。

主演は、前年1942年のアカデミー賞で
助演女優賞を獲得したテレサ・ライト。
かわいらしいです(^^)
犯人役は、「市民ケーン」や「第3の男」で
オーソン・ウェルズと共演したジョゼフ・コットン。
いい人役が多い役者さんですが、
この作品では怪しい犯人を好演しています。

本作は、第16回アカデミー賞(1943年)で
原案賞にノミネート(受賞はならず)。
ちなみにこの年の作品賞は、
大作「誰が為に鐘は鳴る」を抑えて
「カサブランカ」が獲得。
名ゼリフ「君の瞳に乾杯」で有名な作品ですね~。
「誰が為に鐘は鳴る」も「カサブランカ」も
ヒロインはイングリッド・バーグマン。
彼女の全盛期ですね(^^)
バーグマンはヒッチコック監督の作品にも
何本か出演しています。

あらすじ

ニューヨークのアパートの一室で
横たわる男・チャーリー。
彼は2人組の男に追われていた。
「証拠はないはずだ」とつぶやきながらも、
グラスを叩き割るなど、かなりイラついた様子。
彼はカリフォルニアに住む
姉の元へ行く決心をする。

所変わってカリフォルニア。
ニュートン家は、夫婦と子ども3人で暮らす
平凡ながらも幸せな家族。
でも長女チャーリーは、
そんな平凡な田舎暮らしがつまらなくて仕方ない。

ある日、長女チャーリーと同じ名前の
叔父チャーリーが家にやってきて、
一緒に暮らすことに。
母は末弟である叔父チャーリーを溺愛。
長女チャーリーも、都会的でハンサムな
叔父チャーリーが大好きだった。

叔父チャーリーは、長女チャーリーに
高価そうな指輪をプレゼント。
指輪には何故か、長女チャーリーとは
別のイニシャルが彫られていたが、
彼女は喜んで受け取る。

叔父チャーリーは一家になじんでいたが、
ある日、政府の調査員を名乗る2人組の男が、
家族の調査をさせてほしいとやってくる。
その際、写真を撮られて激高する叔父チャーリー。
不審に思った長女チャーリーに、
2人組の男は後日、自分たちは刑事だと名乗り、
叔父チャーリーが殺人事件の容疑者だと告げる。
長女チャーリーは
捜査に協力してほしいと頼まれるが、
叔父チャーリーを信じていたので断る。

長女チャーリーは、以前、叔父チャーリーが
新聞を破いて捨てたことを思い出し、
図書館でその時の新聞を探して読む。
すると、未亡人連続強盗&殺人事件の記事が。
犯人は自分の住む西部に逃走中とのこと。
しかも、事件の犠牲者のイニシャルが、
叔父からプレゼントされた
指輪に記されていたものと一致する。

叔父チャーリーが犯人だと確信した
長女チャーリーは、
叔父を溺愛している母を悲しませたくないので、
家族に相談せず、自分一人で
叔父チャーリーを家から追い出そうとする。

長女チャーリーは真実を知っていることを
叔父チャーリーに匂わせるが、
彼は家を出ていかない。
やがて叔父チャーリーは
家の階段や車に細工をして、
長女チャーリーの殺害を試みる。
しかし、いずれも失敗に終わる。

長女チャーリーは指に証拠となる指輪をはめ、
叔父チャーリーに見せつける。
彼は街を出る決意をする。

旅立ちの日、列車に乗り込む叔父チャーリー。
長女チャーリーも
出発の手伝いのため列車に乗り込むが、
叔父チャーリーに捕まってしまう。
彼は長女チャーリーを
走り出す列車から突き落そうとするが、
彼女は抵抗し、逆に叔父チャーリーを突き落とす。

後日、教会で叔父チャーリーの葬儀が営まれた。

感想

長女チャーリーと叔父チャーリー、
2人のチャーリーが出てきますが、
長女チャーリーを演じるテレサ・ライト、
叔父チャーリーを演じるジョゼフ・コットン、
どちらもはまり役で、何度も繰り返される
2人の対決は見ごたえがありました。

特に長女チャーリーは、映画序盤では
都会に憧れる夢見る少女ですが、
叔父チャーリーが凶悪犯だと確信して以降は、
彼と戦う大人の女性へと成長していきます。
この彼女の成長ぶりが、
本作の一番の見どころだと思います。

犯人役の叔父チャーリーも、
最初から最後まで怪しい雰囲気満載で、
いい味を出していましたね~。

サスペンスの良作だと思います!


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