映画「巴里のアメリカ人」概要・あらすじ・感想

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1951年のアメリカ映画
「巴里のアメリカ人(An American In Paris)」
についてです。

ネタバレもありますので、ご注意を!

概要とアカデミー賞

「巴里のアメリカ人」は
名作ミュージカル映画として有名な作品です。

翌年1952年公開の「雨に唄えば」も
有名なミュージカル映画ですね。

「巴里のアメリカ人」も「雨に唄えば」も
主演はジーン・ケリー。

彼の全盛期の作品になると思います。

ダンスシーンが多い、というか、長いのは、
こちら「巴里のアメリカ人」の方です(^^)

第24回アカデミー賞(1951年)では、
・作品賞
・脚本賞
・ミュージカル音楽賞
・美術監督賞(カラー)
・撮影賞(カラー)
・衣裳デザイン賞(カラー)
の6部門を受賞。

他にノミネートされたのは、
・監督賞(ヴィンセント・ミネリ)
・編集賞
の2部門です。

作品賞と監督賞は
同時受賞になることが多いですけど、
今作は作品賞のみの受賞。

監督以外に評価された部分が
多かったことになりますね~。

主演男優賞や女優賞には
ノミネートすらされていないので、
ミュージカル全体のレベルの高さが
評価されたのかなと思います。

あと、主演のジーン・ケリーが
アカデミー名誉賞を獲得しています。

ジーン・ケリーにとっては
これが生涯唯一のオスカー受賞。

意外ですね~。

ミュージカルの演技って、
男優賞や女優賞の部門では
あまり評価されなかったのかな?

それと、最後にもう一つ、
この年のアカデミー名誉賞は、
黒澤明監督の「羅生門」にも送られています。

この年だったんですね~。

「羅生門」は、内容の奥深さや
カメラワークの斬新さなどで、
ハリウッド映画とは一線を画す作品。

ハリウッド黄金時代の映画とは、
また違う美しさを感じることができる作品で、
そこが海外で評価されたんだと思います。

見たことがない方には、
ぜひ見てほしい作品です(^^)


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あらすじ

主人公の画家ジェリー。

タイトルにある
パリにやってきたアメリカ人とは、
この男のことです(^^)

ジェリーはパリで売れない画家をしていて、
友人のピアニスト・アダムに
歌手・アンリを紹介され意気投合。

周囲の子供たちとも仲良くするなど、
それなりに楽しい毎日を送っています。

そんなある日、ミロというお金持ちの婦人に
絵を売ってくれと言われ、さらに彼女は、
絵を描いたり個展を開いたりする支援までやると
申し出てくれます。

どうやらミロ婦人は、絵よりも
ジュリー本人に興味があるご様子(^^)

ジュリーにとっても悪い話ではないので
申し出を受け入れ、婦人と一緒に出掛けますが、
そこでリズという可愛い娘に一目ぼれ(^^)

リズもジュリーのことが好きになります。

しかしリズは、幼いころから世話になっていた
歌手アンリと結婚の約束を交わす間柄。

ジュリーとリズは、
ミロ婦人や歌手アンリに隠れて
ひと時の逢瀬を重ねてきましたが、
歌手アンリがリズに正式にプロポーズ。

リズは申し入れを断れずに受け入れます。

ジュリーもリズのことをあきらめ
ミロ婦人と正式に付き合おうとしますが、
本当はリズのことが好きなんだと
ミロ婦人に打ち明けます。

そして歌手アンリとリズの結婚の日が迫り、
ジュリーとリズは別れの抱擁を交わしますが、
なんとそれを歌手アンリが目撃(^^)

リズの本当の気持ちを知った歌手アンリは
彼女のために身を引き、
ジュリーとリズはめでたく結ばれるのでした。


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感想

ストーリーは「月9」みたいな感じです(^^)

主人公とヒロインは好き合ってるけど、
お互いに恋人的な相手がいるっていう(^^)

色々とすったもんだがあって、
最後には結ばれるところも「月9」的(^^)

そういうところも面白いんですけど、
この映画最大の見どころは
やっぱりミュージカル場面ですね。

主演のジーン・ケリーと
ヒロインのレスリー・キャロンのダンスが、
キレッキレです(^^)

今の役者さんには
絶対にできないダンスだと思うので、
一見の価値はありますよ~。

ただ、突然ダンスが始まるんで、
そこが不自然といえば不自然ですけど、
まぁミュージカル映画の宿命ですかね(^^;

映画のクライマックスは、
ジーン・ケリー演じるジュリーの
空想の中のダンスシーンなんですが、
これがとにかく長い(^^;

軽く10分以上は踊りまくってます(^^)

ダンスをやるのはいいんですけど、
その分ストーリーが、ちょっとおろそかに
なっているように感じました。

クライマックスまで、ほぼダンスっていうのは
ちょっとね(^^;

ダンスだけじゃなくて
もっとストーリーにも力を入れていれば、
さらに良い映画になったんじゃないかと思います。


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