映画「嵐が丘」概要・7人の登場人物・感想

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1939年のアメリカ映画
「嵐が丘(Wuthering Heights)」
についてです。

ネタバレもありますので、ご注意を!

目次

概要
・原作者エミリー・ブロンテ
・監督ウィリアム・ワイラー
・日本でも映画化・舞台化

7人の登場人物
・ネリー
・アーンショー氏
・ヒンドリー
・キャサリン
・ヒースクリフ
・ヒンドリー
・イザベラ

感想

概要

原作者エミリー・ブロンテ

19世紀のイギリス人女性作家
エミリー・ブロンテの同名小説が原作。

イギリスではこの小説を、
サマセット・モームが「世界の十大小説」に、
エドマンド・ブランデンが「英語文学の三大悲劇」に
選んでいます。

エミリー・ブロンテは、
19世紀イギリスの有名な作家
「ブロンテ三姉妹」の真ん中で、
姉のシャーロット・ブロンテは
オーソン・ウェルズ主演で映画化された
「ジェーン・エア」の原作者です。

ちなみに、実際は三姉妹ではなく
六人姉妹(一人は男、小説家は三人)で、
エミリーは上から5番目の子です。

監督ウィリアム・ワイラー

監督は「ローマの休日」で有名な
巨匠ウィリアム・ワイラー。

今作は「ローマの休日(1953年)」の
15年近く前の公開ということで、
巨匠の若き日の作品になりますね。

第12回アカデミー賞(1939年)では、
・作品賞
・監督賞(ウィリアム・ワイラー)
・主演男優賞(ローレンス・オリヴィエ)
・助演女優賞(ジェラルディン・フィッツジェラルド)
・脚色賞
・作曲賞
・美術監督賞
・撮影賞(白黒部門)
の8部門でノミネートされましたが、
受賞したのは撮影賞(白黒部門)のみ。

この年のアカデミー賞は、
ヴィヴィアン・リー主演の「風と共に去りぬ」が、
13ノミネートで8部門(特別賞も入れると9部門)
受賞という、とんでもない記録を達成しています。

さすがの若き日の巨匠も、
超大作には勝てなかったようで(^^)

日本でも映画化・舞台化

日本でも、映画化・舞台化されています。

1988年に松田優作さん&田中裕子さんで映画化。

舞台化は宝塚歌劇で何度もされていますが、
それ以外では、
2011年の山崎育三郎さん&安倍なつみさん、
2015年の山本耕史さん&堀北真希さん
の舞台化作品が有名だと思います。

どちらも舞台後に結婚ということで
話題になりましたよね~(^^)


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7人の登場人物

ネリー

アーンショー家のお手伝いさんで
物語の語り手。

アーンショー家の全てを知る人物。

アーンショー氏

ヒンドリー&キャサリン兄妹の父。

ヒースクリフというみなしごを
善意で家に住まわすが、
それが全ての悲劇の始まり。

ヒンドリー

アーンショー家の長男。

自分以上に父に可愛がられる
ヒースクリフに敵対心を持つ。

父の死後、アーンショー家の主人となり、
ヒースクリフを召使のように扱う。

キャサリン

アーンショー家の長女。

ヒースクリフと互いに恋心を抱くが、
財産と格のあるリントン家に嫁ぐ。

幸せな結婚生活を送りながらも
ひそかにヒースクリフのことを想い続け、
精神的にどんどん弱っていく。

ヒースクリフ

主人公。

みなしごだったが、
アーンショー家で暮らすことに。

アーンショー氏の死後、
ヒンドリーに虐げられ
キャサリンに裏切られたと感じた彼は、
アーンショー家を出る。

数年後、戻ってきた彼は
富と知恵を身につけており、
アーンショー家に復讐を始める。

ヒンドリー

リントン家の長男。

大金持ちの子息でキャサリンと結婚するが、
ヒースクリフに苦しめられることになる。

イザベラ

リントン家の長女。

兄ヒンドリーや兄嫁キャサリンと
良好な関係を保っていたが、
ヒースクリフが現れてそれも一変。

兄夫婦の反対を押し切って
ヒースクリフと結婚し、
転落の道を歩んでいくことになる。


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感想

原作と違いすぎるっていうのが一番です。

「ヒースクリフの復讐」がテーマなのは
原作も映画も同じですけど、何と言うか、
映画はすごくマイルドなんですよね~。

原作は昼ドラも青ざめるぐらいの
もっとさらに泥沼の泥沼です(^^;

自分の子供たちでさえ、
平気で巻き込みますからね(^^;

映画では子供に関する場面は一切ないし、
ヒースクリフ&キャサリンの
とり憑かれ具合もすごく弱いです。

監督のウィリアム・ワイラーは
あらゆるジャンルの名監督として有名ですけど、
さすがにサイコ系というか
そっち系の監督ではないですからね(^^;

巨匠が上手くまとめた分、
原作のエキセントリックさが
失われてしまった感じがします。

なので、日本語訳の文庫版も
たくさん出版されていますし、
そちらを読まれることをお勧めします!

そして映画版と比べてみれば、
その違いが感じられると思います(^^)


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