五月晴れの本当の意味

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●「五月晴れ」とは

五月晴れ(さつきばれ)という言葉は、
5月の晴れた日によく使われますけど、
五月晴れの「五月」は
旧暦の5月のことを指します。

旧暦の5月は、新暦では
だいたい5月下旬~7月上旬ごろ。

ちょうど梅雨の季節にあたります。

つまり五月晴れとは本来、
「梅雨の時期に見られる晴れ間」
という意味になります。

じめじめとした梅雨時に
たまに見られる晴れ間は貴重なんで、
五月晴れという言葉が生まれたんですね。

明治時代に旧暦から新暦に変わりますが、
五月晴れという言葉は使われ続け、
いつしか、新暦の5月の天気のいい日のことも
五月晴れと呼ぶようになりました。

辞書にも両方の意味が載ってることが多いですね。

 

●「五月」を使った言葉

五月晴れと同じように、旧暦の5月を使った言葉に、
「五月雨(さみだれ)」という言葉があります。

これも、今の5月に降る雨・・・ではなくて、
旧暦の5月、つまり梅雨時の雨のことです。

松尾芭蕉の俳句に
「五月雨を あつめてはやし 最上川」
という有名な句がありますが、
梅雨の雨で増水した最上川の様子を詠んだ句です。

「五月雨式」という言葉もありますが、
これは、梅雨の雨は、一度に大雨が降るのではなく、
途切れながらも長い期間降り続くことから、
物事がだらだらと長く続くという意味で使われます。

俳句の世界では「五月闇(さつきやみ)」
という言葉もありますね。

意味は、梅雨時に厚い雲で覆われ、
月明かりも見えない、暗い夜のことです。

曇った昼間の暗がりにも使われます。

うるさいっていう言葉も、
漢字で書くと「五月蝿い」になりますが、
これも梅雨時に蝿などのうるさい虫が
増えることに由来します。

 

●さわやかな五月晴れ

5月の晴れた日に、
「今日はさわやかな五月晴れだ」
っていう表現をよくしませんか?

「五月晴れ」は梅雨時の言葉、
さらに「さわやか」は秋の季語なので、
これは2重に間違った表現になります(^^;

まぁ意味は十分通じますけどね(^^;

本来は「すがすがしい快晴だ」みたいな
表現が正しいようです(^^)



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