センター試験廃止へ

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センター試験の歴史と今後についてです。

 

●大学共通第1次学力試験

通称「共通1次」。

国公立大学と産業医科大学の入学希望者を対象に、
全大学共通の試験問題を使って実施された試験です。

1979年~1989年までの間、合計11回、
毎年1月に2日間(1日目が土曜日、2日目が日曜日)
の日程で行われました。

1986年までの共通1次は、
受験科目が国語・数学・理科・社会・外国語の
5教科7科目(理科と社会は2科目)で、
点数は1教科200点の合計1000点満点でした。

この結果をもとに、1大学1学科を選択して、
2次試験(各大学ごとの試験)を受験できる仕組みです。

1987年~1989年は、
試験方法を毎年変更して実施されましたが、
1989年をもって共通1次は廃止され、
1990年から大学入試センター試験に移行しました。

 

●大学入試センター試験

1990年以降、それまでの共通1次に代わって
実施されている試験です。

共通1次と同じく、
毎年1月に2日間(1日目が土曜日、2日目が日曜日)
の日程で行われています。

各大学の学部や学科が指定した科目を、
受験者が選択して受験する形式になっていて、
全問マークシート解答方式での出題です。

試験結果の評価方法は、各大学によって異なります。

共通1次と違って、私立大学も利用可能で、
2004年からは短期大学も利用可能となりました。

センター試験を利用する大学は年々増加しており、
試験が始まった1990年は148大学でしたが、
2016年は過去最高の850大学でした。

志願者数は、1990年は43万人で、
1993年に50万人を突破し、
2002年と2003年には60万人を超えましたが、
2004年以降は50万人台で推移しています。

 

●センター試験廃止へ

現在国は、高校教育・大学入試・大学教育の
一体的改革を検討をしています。

高校から大学までの教育をまとめて改革して、
グローバル化にも対応できる優秀な人材を
育成することが大きな目的です。

そして2015年1月、文部科学省が
「高大接続改革実行プラン」を発表しました。

主なポイントは次の3つです。

①「高校基礎学力テスト」

高校在学中に受けるテストで、学力の把握に加えて、
推薦入試やAO入試への活用が想定されています。

複数回の受験が可能で、
一番いい成績を内申書等に書くことができます。

②「大学入学希望者学力評価テスト」

センター試験に変わるテストで、
こちらも複数回の受験が可能です。

現行センター試験の「教科型」に加えて、
複数の教科・科目にまたがる「合教科・科目型」や
教科の枠組みにとらわれない「総合型」が出題されます。

また英語に関しては、
「読む・聞く・書く・話す」の4技能を
バランスよく評価するために、
民間試験の活用も考えられています。

③各大学における個別選抜

各大学が実施する入学試験に関しては、
ペーパーテストを廃止して、
小論文・プレゼンテーション・集団討論・
面接・推薦書・調査書・資格試験等で
合否を判定するようにします。

 

①は2019年度、②は2020年度開始予定です。

①②どちらのテストも、結果は1点刻みではなく、
何段階かのランク別で評価される形式になります。

予定では、2016年度に問題例を公表し、
2017年度にプレテストを実施することになっています。

スケジュール通りにいけば、
2020年には、現行のセンター試験は
廃止されているということになりますね。



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